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バイナリーオプション、マーチンゲール法の魅力に騙されるな!

マーチンゲール法というギャンブルの賭け方があります。

バイナリーオプションを例にすると、あるオプションで上がる方に賭けてそれが負けた時は次に賭ける金額を2倍にする方法です。

負けが続く限りこれを繰り返していき、勝ったならば賭金を一番最初の額に戻します。

このマーチンゲール法を用いれば、いつか勝った時にそれまでの負けがすべて挽回できるということでよく必勝法としていう人がいます。

またこの方法を必勝法として大金で買わせる情報商材も巷に出回っていると聞きます。

しかしこのマーチンゲール法、別名は破滅法といい、普通のトレーダーが用いると必ず破産する必敗法でもあるのです。

まず、最初に負けていた時に資金全体の何%を賭けていたかによってどうかわるか考えてみましょう。

まずは資金全体の1/10の場合、1回目の負けで損失は1/10で2回目には2/10を賭けます。これも負けたとすると3回目には4/10を賭けることになり、これも負けてしまったとするともう残りが一番初めにあった資金の3/10しかなくなってしまうのでこれ以上この方法で賭けることはできなくなってしまいます。

同様に1/100の場合では6回目に、1/1000の場合だと10回目に負けた場合にはもうこれ以上続けられなくなり破たんします。

バイナリーで5,6回連続して負けるということは非常によくあります、なのでこのことからもマーチンゲール法が実戦向きでないことが分かるでしょう。また、マーチンゲールを使って勝ったとしてもその利益は最初に賭けたポジション分の利益に過ぎません。

自分の資金を全部損するリスクと向き合いながらリターンがそれだけでは不釣り合いです。さらには現実の相場において「負けた」=自分の相場観が今の相場に通用していない、ということです。

ですから1度負けた後は自分の相場観を修正するか、相場の局面自体が変わらない限りは容易に何度でも連続して負けることになります。

以上のことからマーチンゲール法がいかに必勝からほど遠い方法かがお分かりいただけたかと思います。

上に「普通のトレーダーが用いると必ず破産する」と書きましたが、そうでないトレーダーとはもちろん「資金を無限に持つトレーダー」のことです。

バイナリーオプション、成功の秘訣は資金管理にある

バイナリーオプションがFXに比べていいところは、1回の取引におけるリスクを小さく済ませることができる点です。

FXの場合、突発的に為替が変動するような出来事(経済指標、金利変動、金融政策の発表や事件)が起こり、トレーダーが保有するポジションに逆行した場合にはあらかじめストップロスオーダーをしていない限り、その損失はどんどん広がっていきます。

最悪の場合、海外業者ならばロスカット、国内業者ならばロスカットで済まずに追加証拠金で多額の借金を負う羽目になってしまいます。

こういった事態が起こっているときにバイナリーオプションの場合はどうかというと、トレーダーが賭けた分しか損はしません。

ですので大きく変動した時に全体の資金の10%のみを賭けていれば10%の損失で済むのです。

ここからが大事な点で、バイナリーの場合はどう転んでも最悪、自分の口座残高がゼロになるぐらいで済むので借金の心配はないのですが、逆に賭け方が悪い(例えばあるオプションに1pipsごとにポジションを持ってその合計が莫大な場合)と、FXでは1pips差の損失がそんなに響かなくてもバイナリーでは即座にポジションの総計が0になります。

このリスクをいかに減らすかにバイナリーでの成功のカギがあるといっていいでしょう。私が自分なりのトレードルールを作る際に主柱にしていることを挙げていきます。

①資金は全資金の1/10以上は賭けない

②同じオプションの中で先に持ったポジションがダメそうだからと言って再度同じ方向のポジションを持つ(ナンピン)をしてはならない

③1ポジションが負けて被った損失は2、3回のポジションの利益で取り返す。決して1回で取り戻そうとより大きな額を賭けてはならない

④1日のうち10%でも稼げたら止める。欲張って延々と一日中チャートに張り付いてはならない(えらそうに書いてますがこれが一番守ることができていません)

以上のような基本的なルールを私は設けています。

このようなルールを厳守するだけでぐっとリスクが減るのではないでしょうか。

ぜひ皆さんも考えてみてください。

投資ノウハウ(投資信託の経験から思うこと)

自分の10年来の経験則から、投資信託に関するノウハウ(というにはおこがましいので)、ある程度確信するに至った思い などを述べてみたいと思います。

【失敗体験から学ぶ】

若かりし頃、投資信託なるものをかじり始めました。偶然にもリーマンショック前のバブリーな時代に重なったことから、時価はガンガン上がりました。こりゃボロい と調子にのって、海外株のファンド(中国等新興国中心)を買い続けたところへ、お約束のリーマンショック! あっという間に、原資の半分近くになってしまいました。その後塩漬けにしていたものの、アベノミクスでようやく元値は回復しました。
失敗で学習したのは、高値づかみの怖さ、ハイリスク商品の怖さ 等々もありますが、塩漬けにしていた時期に買い増していたらもっと儲かったのにな という後悔もあります。

【自分が考える王道】

よく言われることですが(やはり、正しいからこそよく言われるんだなぁ と思うのですが)、以下の3原則は、王道中の王道だと確信します。
① 分散投資:
日本株式、日本債券、海外株式、海外債券の4つを上手に組み合わせることが必須です。割合は、当人の年齢やライフスタイルによって様々でしょうが。迷う向きには、これらをミックスしたバランスファンドが数多く出ていますのでオススメです。
② コツコツ積み上げ:
時間の分散の話になります。一発大量買いは避けましょう。どうしても一度に取引したい場合でも、せめて何回かに分けて買いましょう。毎月の自動積立はオススメです。
③ 長期投資:
俗にいう「長い目」で見るという話です。とりあえず今(もしくは数年後)使いたいお金は投資には向きません。短くても5年後以降に使う前提のお金が、投資の対象になると思います。

さらに言えば、最も大事なポイントは、心構え的なところですが、「投資はギャンブルにあらず。ゆめゆめ一攫千金など夢見ないこと。」を肝に銘じることではないかと思います。

初心者でも安心して始められる投資の種類について

投資と一口にいっても、多くの種類があります。
そのため、初心者はどれから始めたらよいのか分からなくなりがちです。

インターネットで調べてみると、「マンション経営やFXは、初心者でも始めやすい」などと謳っているサイトなどもありますが、これらはいずれも大きいリスクを背負わなければなりません。

マンション経営は、入居者が多ければ月々の収入も安定しますが、入居者が少なければ赤字になるおそれがあります。

FXは、レバレッジを利用することで大きなリターンが得られますが、読みが外れると大きな損失を抱えるおそれがあります。

投資の知識のない初心者がこれらに手を出すのは、かなり危険です。
では、どういう物を選べばよいのかというと、「リターンは小さいが、リスクも小さい」「少額の資金からでも可能」という物がおすすめです。具体的には、以下の物が挙げられます。

一つ目は、「定期預金」。
銀行に一定の間お金を預けることで、金利を得るという物です。
期間は、だいたい1ヵ月~10年となっています。
普通預金よりも金利は高いですが、途中で解約すると金利が減るというペナルティーが課されます。

二つ目は、「国債」。
国債を買うという形で国にお金を預け、それに対する利息を得るという物です。
期間は1年未満~10年ほどと幅広く、1万円から始めることができます。
定期預金と同じく、途中で返金するとペナルティーが課されます。

三つ目は、「投資信託」。
運用のプロにお金を預け、株の売買などによる利益を得られるという物です。
プロに任せられるので詳しい知識は要りませんし、1万円から始められます。
ただし、運用にあたって手数料が取られますし、元本割れのリスクもあります。

四つ目は、「外貨預金」。
日本円を、他国の通貨に換えて預金するという物です。
通常の金利に加えて、為替レートの変動による利益を得ることもできます。
ただし、為替レートの変動で損失が出ることもありますし、通常の預金と違って元本保証もありません。

まずはまとまった資金を分散させて様子見してみては

投資で大事なのは、とにかく焦ってはいけないこと。経済誌やネットで騒がれているからとすぐに飛びつくと、いわゆる高値つかみみたいなことになってしまって嫌な思いしかしないんですよね。

まずは、100万円なら100万円でいくつか株式銘柄を持ってみるのがおすすめです。1銘柄だけだと、どうしてもその銘柄の値動きに一喜一憂してしまい、仕事に手がつかなかったりとかしちゃうケースもあります。

そこで、複数銘柄に投資して、値動きがそれぞれの株銘柄で違うことを自分で認識すると安心して投資できますし、投資の特性というのも分かるかと思います。

慣れてきたら、ちょっと売買をしてみるのもおすすめです。IPOや立会外分売といったものを利用するのが初心者でも始めやすいのではと思います。IPOは新規公開株といって、抽選で購入することができます。投資家たちからも人気なので、当選は難しいのですが、いくつかの証券口座を持って申し込みをしたり、家族名義で申し込みをすることで当選確率をあげることができます。

立会外分売の方は、株銘柄の流動性を高めるためや株主増加のために行われることが多く、そのためIPOよりも個人投資家にチャンスがあるものです。追加で市場に株銘柄を売り出すもので、売り出し後に株価が高騰することがあります。長期的に見ても成長力の高い銘柄が多いので、保有していると大化けする可能性があります。

IPOも立会外分売も、手数料がかからず、申し込みさえすれば、抽選にはなりますが資金さえあれば、誰でも申し込めるのでトライして損することがありません。落選してもペナルティーなどはないので、何回でも申し込み可能です。

長期的にやっていれば、株価も推移などが分かってきますし、全体の雰囲気などに左右されたりすることも分かってきます。ニュースなどに関心を持つようになりますし、世間のことも分かってくるので、そうなってくれば、一般銘柄でも投資対象となるようなものの見極め方が分かってくると思います。